【寒い地域にオススメ！】佐久･御代田•軽井沢で育てる耐寒性のあるガーデン植栽～落葉樹編～

皆さんこんにちは！EXMODEです。


当社があるのは長野県佐久市というところで、冬はとても寒い地域です。
寒い地域は植物にとっては過酷な環境になるので「植栽は無理か・・」と諦めてしまう方も多いかと思いますが
実は寒い地域でも大丈夫な耐寒性のある植栽もたくさんあるんです。
ということで、今回は耐寒性のある植栽～落葉樹編～をお送りいたします♪

→常緑樹編はこちら

落葉樹とは？

まず、落葉樹（らくようじゅ）というのは一年のなかで葉を落とす時期がある植物の事を指します。
落葉樹は秋冬に葉を落とし、春に葉を新たに芽吹かせるという特徴があります。
反対に、常緑樹（じょうりょくじゅ）は、一年を通じて葉をつけ続け、葉を常に新しく生やしている樹木の総称です。

落葉樹のメリットは？

落葉樹にはお庭作りにおいてさまざまなメリットがあります。
常緑樹と比べ、葉が落ちてしますので損な気もしますがそこにはしっかりとメリットが存在します！

以下はその主な特長です。

1. 一年周期でお庭に変化が生まれる

   • 落葉樹は四季折々様々な姿となるため、1年中お庭の変化を楽しむことが出来ます。
     春は新葉の芽吹や花の開花、夏は青々とした深緑、秋は紅葉、冬は落葉と非常に変化に富んでいます。

2. 夏は日陰、冬は採光

   • 落葉樹の大きなメリットとして、暑い夏は日陰をつくってくれて、冬には落葉することにより光を取り入れて庭を明るく暖かくしてくれます。
     窓の前やテラスのそばに植えることで涼し気な天然の日よけになります！

3. 樹形がきれいなものが多く、剪定がやりやすい

   • 落葉樹は常緑樹に比べ樹形（木の形）が整っているものが多いです。
     また、剪定時期の冬には落葉するため樹形がわかりやすく剪定しやすい特徴があります。

オススメの落葉樹

 

アオダモ

アオダモは樹高が高く樹形が整いやすいため、シンボルツリーとして高い人気を誇っています。
成長スピードもゆっくりなため管理がしやすく、剪定により樹高の調整がしやすい初心者向けの植木です。
スタイリッシュな細身の樹形はどんなお庭にもマッチしやすいです。
春の終わりごろには小さな白い花が咲くのが特徴です。

アオハダ

アオハダもシンボルツリーとして高い人気があります。
先ほどのアオダモと名前や見た目が似ていますが、葉の形が小ぶりなことや葉が根元まで茂ること、メスの木では赤い実をつけることなどの違いがあります。
また、幹の色や模様もアオダモとは異なるためお好みで選ぶようになります。

モミジ

モミジは特徴的な形の葉が魅力の木です。
紅葉時期には非常に鮮やかな赤色となります。
紅葉の条件には昼と夜の寒暖差が大きい必要があるため、長野県では非常にきれいな紅葉となりやすいです。
アクセントからシンボルツリーまで、剪定により樹高を調整することで様々な役割をこなします。

シャラ

シャラは椿科の樹木で、白い花を咲かせるのが特徴です。
開花時期は短いですが、きれいな花を楽しむことができます。また、秋ごろには赤く紅葉します。
樹形が整ったものが多く剪定の手間がかかりにくいのも特徴です。
育てやすく管理が楽で、いいアクセントとしてお庭に彩を加えてくれます。

ヤマボウシ

ヤマボウシはハナミズキの仲間で花や果実、紅葉と変化に富んだ樹木です。
青々とした葉がよく茂るので日除けとして採用できます。
初夏に白やピンクの花をつけ、その後赤い果実がなります。
赤い果実をは食べることも可能です。

 

落葉樹の注意点

一年中お庭を彩ってくれる常緑樹ですが押さえておきたい注意点も何点かあるので、ご紹介します。

 

1. フェンスや目隠しとしては使いづらい
   落葉があるため冬場は目線が通ってしまうことに注意が必要です。
   
   
2. 落ち葉の清掃が必要
   落葉時期には落ち葉掃除が必要になります。隣地境界近くではお隣の家に飛んでしまう可能性も考慮する必要があります。
   ただ、庭の植栽程度では掃除も気にならないことも多いです。